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AIショック→日経平均株価は一時4,332円下落も…積立投資家が「市場からの撤退」だけは避けたい理由
11月6日の日経平均株価は一時4,332円下落し、AI投資への懸念などから国内株式が急落した。
Key points
- 日経平均株価は高値から22%下落したと、窪田真之氏が説明した
- 東証プライムの予想PERは年初の20倍から11月6日終値時点で14.7倍まで低下した
- 窪田氏は短期的には売られやすい地合いが続くとみて、時間分散しながら少しずつ買うことが大切だとしている
Why it matters. AI投資の持続性への懸念が株価急落の背景にあるとされ、短期的な下げが続く可能性があるとの見方が示されており、積立投資を続ける個人投資家の判断に影響しうる。
11月6日、国内株式市場で日経平均株価が一時4,332円下落し、2024年8月5日の「令和のブラックマンデー」に迫る下落幅となった。楽天証券経済研究所の窪田真之チーフ・ストラテジストは、高値からの下落率は22%だと説明した。窪田氏は、AI投資の過剰への不安や金利上昇ショック、中東危機の長期化懸念など複合的な要因があるとみている。
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AIショック→日経平均株価は一時4,332円下落も…積立投資家が「市場からの撤退」だけは避けたい理由
はじめての波乱相場どうすれば? 記事で読む 動画で見る トウシル編集チーム 楽天証券 2026/11/6 18:05 本日11月6日、マーケットでは一時日経平均が4,332円下落するなど、下落幅としては2024年8月5日の「令和のブラックマンデー」が記録した過去最大の下落幅に迫る規模となりました。 個人投資家はこのショックにどう向き合えばよいのでしょうか。 楽天証券経済研究所の専門家二人に話を聞きました。 この記事の目次 [ 閉じる 開く ] いま、相場に何が起きている? トウシル編集部: 前日の米株急落に続いて、国内でも株価指数が急落しています。 マーケットではいまなにが起きているのでしょうか? 窪田真之・楽天証券経済研究所チーフ・ストラテジスト(以下、窪田): まずは、2024年以降の日経平均株価の動きを指数化して表している【図表1】をご覧ください。 〈図表1:乱高下しつつ上昇してきた日経平均株価〉 出所:QUICKより楽天証券経済研究所が作成 今日の下落を受けて、高値から22%の下落となりました。 この背景には、AIの過剰投資の不安をはじめ、金利上昇ショックや中東危機が長期化していく不安など、複合的な要因があったとみています。 そのような中、米中間選挙で共和党が大敗したことにより、米国のデータセンターの建設に急ブレーキがかかるのではないかという思惑から、AIや半導体関連株が大きく売られた、というのが足元の状況です。 ただ私は、これは長い目で見ると 適切な調整 だと考えています。 とはいえ、短期的な下げは続くと思うので、慎重に、時間分散しながら投資していく必要があるでしょう。 トウシル編集部: ハイパースケーラーの投資減速についても、皆さん気にされています。 窪田: 米中間選挙で民主党が大勝したことにより、データセンターの建設計画が停滞、あるいは承認取下げとなることで、ハイパースケーラーが大ダメージをくらうといった解説が出ています。 ですが、私はむしろ、長期で見ると ハイパースケーラーは救われたのではないか と考えています。 なぜかというと、昨今のAI投資は、他社に遅れまいとする強迫観念的な側面が強く、過剰投資による競争激化でAIの利用料がたたき売られる懸念があったからです。 こうした中、民主党がブレーキをかけることで投資が抑制されると、データセンターの供給不足が生じ、結果としてAI利用料が適正価格まで上昇、投資回収が容易になるのではないかと考えます。 ただ、これはかなり長い先の話です。 短期的には、これまで成長期待で買われていた半導体・データセンター関連株が売られやすい局面はしばらく続くでしょう。 トウシル編集部: 上源さんはどう見ていますか? 上源悠詞・楽天証券経済研究所ポートフォリオ・ストラテジスト(以下、上源): 私も同意見です。 今回の下落の本質は、選挙結果そのものよりも、「AI投資ブームの持続性に対する懸念」が表面化したことにあると考えています。 「下げが下げを呼ぶ」相場のメカニズム トウシル編集部: マーケットがこうした材料を消化するには、しばらく時間がかかるものなのでしょうか? 窪田: そうですね。 ファンドマネージャー時代にも幾度となく見てきましたが、株価が急落すると、「割安だから買おう」とする投資家がいる一方、レバレッジをかけ.