BOJ declares 2% inflation target reached after thirteen years
日本銀行の植田和男総裁は10月30日の金融政策決定会合後の記者会見で、物価上昇率が目標としてきた2%に到達したと表明しました。日銀はこれまで、一時的な要因を取り除いた基調的インフレ率が2%には届いていないと見なしてきましたが、今回その到達を明言しました。統計上の消費者物価指数の前年比は、2022年以降たびたび2%を大きく上回ってきました。日銀は原油価格の高止まりなどを背景に、今後も物価が上振れするリスクが大きいとみています。そのため、現在の政策金利1.25%から利上げを続ける構えを示しています。政府と日銀は2013年1月に共同声明を出し、2%の物価目標を導入していました。目標の到達までにかかった年月について、みずほ総合研究所の門間一夫エグゼクティブエコノミストは、達成できないと思っていたため、この日が訪れたことはサプライズだと話しています。